2005年7月９日　　入院二日目

夜中　何度も目が覚めた。 もう朝かと思って　時計を見ると未だ夜中の一時だ・・・・ゴソゴソトイレに行ったり。本を読んだり　3時まで起きていた。スタンド消してもウトウトするだけで　熟睡できない。 見回りの看護士さんが「大丈夫ですか？」声を掛けてくれた。 6時カーテンを明けて「おはようございます〜〜」起床らしい。 外を見ると道路が濡れている、雨が降ったんだろうか？ 8時　朝食だ。 1600カロリー　パンが食べたいなぁ〜〜 何故みんなと違うメニューなの？ 私もフルーツが欲しいなぁ~~~「どうしてフルーツが付いているの？」気に成るから聞いてみた。 「年寄りには付くのよ」 ここでは、私は若い部類に成るらしいなぁ 名前の付いているテーブルに座ると　暖かいお膳が配られる。 御隣の名前の人はどうして来ないのだろう？ 不思議に思っていたら　未だ中学生だって。 爺婆の中に中学生一人は　イヤだということで　お部屋食にしているらしい。 昼食は術後の食事の仕方の訓練をするから食堂には行かないようにというので 待っていたが何だか嫌な予感当った。 食事が届かない・・・・ 12時半　ヤット届いたが　約束のおにぎりさんではなく「御そばだよ。 寝たまま御そば？ 無理だよ　食べにくいしと言うこと今回の訓練は明日に延期という事で一人寂しくお部屋食だった。 横向きのまま食べる・・・　平気で食べられた。 このときは無傷だもの　横向きでもなんだって出来て「何でこんなこと・・・」 このときは、その後の辛さは考えても居なかった。 午後シャワーそしてお腹が空いたぁ〜〜お昼残したバナナでも食べよ〜〜 麻酔科の看護士さんが手術当日の説明に来た。 浴衣に着替え点滴をしながら　ストレッチャーに乗り　手術室に向かう。 その後全身麻酔をし　腰専用の手術台に乗せられるらしいがその時は、もうもう何も解らない状態だということ。 そのときの状況を想像してしまった・・・・ 酷い・・・ 眠りにつくまでにCDをかけてくれるらしい。 ご希望の曲が在れば・・・私は”ヒーロー”即座に答えた。 元気で帰って来れるように・・・・ 病院側は、静かに眠れる曲が良かったのかも知れない。 この日はイベントが多かった。 右腕の内側　ポチョポチョテレテレしている腕に�@�A�Bマジックで書かれ薬を塗った。 消毒薬のテストをするらしい。 様子を見るので3時までシャワーは禁止だよ〜 夕食前　正面玄関脇のベンチで過ごした。 戻ってくる時に守衛さんに「チョットチョット　面会？」呼び止められた。 私　患者　患者よ！」 「見えないなぁ~~」不審者に見られたらしい。 その後　患者友達と雑談していたら　その人に面会の人が来たので「ジャァ　失礼します〜」 その面会人「あ〜〜ごめんなさいね　面会中だったのにねぇ〜」 ここでも又「いいえ　私患者なのよ・・・・」 こんなことがその後何度も守衛さんに呼び止められたので守衛室の窓口で 「私患者なの　　覚えておいてね　そのうち病人らしくなるから」 他の守衛さんも　「は〜〜い解りました」　 腰以外悪いところ無いんだもの　黙っていたら「何処が悪いの？」聞かれることが多かった。 明日から　思い切りパジャマを着たほうが患者らしいかな？ そんなもの着なくてももう直ぐ、寝返りも打てない思い切り患者に成るんだよ。 今夜は爆睡出来ますように・・・・